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深井 尋史*; 古谷 正裕*; 山野 秀将
Nuclear Engineering and Technology, 55(3), p.902 - 907, 2023/03
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)本論文は、炭化ホウ素(BC)とステンレス鋼(SS)の共晶溶融・固化反応に関する反応生成物及びその分布を扱う。BC-SS共晶反応への炭素の存在の影響を調べるため、ホウ化鉄(FeB)とSSの反応を比較して、多変量スペクトル解析を用いたラマン分光分析を実施した。走査電子顕微鏡とエネルギー分散型X線分析も実施し、Cr, Ni, Feのような純金属の要素情報を調べた。BC-SS試料では、界面層に非結晶カーボンやFeB, FeBが見られた。それに対して、FeB-SS試料では、界面にはそのような界面層が見られなかった。
江村 優軌; 神山 健司; 山野 秀将
第26回動力・エネルギー技術シンポジウム講演論文集(インターネット), 4 Pages, 2022/07
制御材である炭化ホウ素(BC)はステンレス鋼との共晶反応により、双方の融点よりも低い温度で液相化する。そのため、ナトリウム冷却高速炉の炉心崩壊事故時において、制御材の喪失や当該反応生成物の炉心領域内外への移行が炉心反応度に影響を及ぼす可能性がある。本研究では、超高温域における反応挙動を把握することを目的として、BCペレットを溶融したステンレス鋼中に浸漬させる試験を行い、ペレットの減肉量に基づいた反応速度を検討した。
日高 昭秀; 中村 武彦; 工藤 保; 上塚 寛
JAERI-Research 2001-055, 48 Pages, 2001/12
シビアアクシデント条件下における燃料からの放射性物質放出を調べるVEGA計画の第1回目実験であるVEGA-1を1999年9月に行った。試験燃料は、燃焼度47GWd/tUのPWR燃料ペレット2個(被覆管無し)であり、大気圧,He雰囲気条件で2773Kまで昇温した。Csは1650K以上で放出し始め、最終的な放出割合は約85%に達した。Ruの最終的な放出割合は4.7%,CeとEuのそれはゼロであった。実験後に行った研究燃料に対するミクロ組織観察では、FPガス放出に伴って生じたと考えられる直径数mの気泡が多数観測された。Cs放出に関して既存の放出モデルを用いて評価した結果、燃料と被覆管の共晶反応が生じる高温域で計算は実験より過大となった。Cs放出データをUO結晶粒内の拡散係数で整理すると、アレニウス型にほぼ従うことから、Cs放出は粒内拡散が律速であったと考えられる。
高井 俊秀; 古川 智弘; 山野 秀将
no journal, ,
第4世代ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故(CDA)における制御棒材(炭化ホウ素 :BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼:SS)の共晶反応挙動を模擬するのに必要な熱物性モデル構築のため、BC-SS共晶物の固相物性評価を行った結果について報告する。
高井 俊秀; 古川 智弘; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故評価において、制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼: SS)の共晶溶融反応及びその移行挙動を模擬するのに必要な物理モデル構築に資するため、BC-SS共晶物の固相物性測定を行った結果について報告する。
高井 俊秀; 古川 智弘; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故評価において、制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼: SS)の共晶溶融反応及びその移行挙動を模擬するのに必要な物理モデル構築に資するため、BC-SS共晶物の固相物性測定を行った結果について報告する。
高井 俊秀; 古川 智弘; 山野 秀将
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故評価において、制御棒材(炭化ホウ素: BC)と原子炉構造材(ステンレス鋼: SS)の共晶溶融反応及びその移行挙動を模擬するのに必要な物理モデル構築に資するため、BC-SS共晶物の固相物性測定を行った結果について報告する。
手塚 健一*; 木野 千晶*; 山下 晋; Mohamad, A. B.; 根本 義之
no journal, ,
原子力発電所の過酷事故発生時に水素発生・炉心溶融の進展を抑制することを目的とした事故耐性燃料の開発が進んでおり、PWR用には、CrコーティングしたZr被覆管(Crコーティング被覆管)が検討されている。本研究では、Crコーティング被覆管を用いたATFの事故時挙動を評価するための解析手法を開発した。解析ツールとして、国産のSA解析コードであり、ソースコードに容易にアクセス可能なSAMPSONを用いた。解析の結果、現行被覆管に比べて、Crコーティング被覆管を用いることで、事故模擬条件において有意な水素発生抑制効果を確認することができた。
佐藤 拓未; 下村 健太; 永江 勇二
no journal, ,
During the severe accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station, a molten metal pool formed by an analytical approach might contribute to the initial failure of the lower plenum. To understand this failure behavior, high-temperature reaction tests were conducted using simulated metal debris and a test bundle that simulated the structure of the control rod drive mechanism in the lower plenum.
佐藤 拓未; 下村 健太; 永江 勇二
no journal, ,
福島第一原子力発電所事故では、溶融金属プールが形成されて、下部プレナムの初期破損に寄与したと考えられている。この破損挙動を理解するため、下部プレナムに存在する制御棒駆動機構構造材体を模擬した試験体との模擬金属デブリの高温反応試験を実施した。
佐藤 拓未; 下村 健太; 永江 勇二
no journal, ,
福島第一原子力発電所事故では炉心崩落後、下部プレナムのデブリ再加熱過程において溶融金属プールが形成され、この金属デブリが制御棒駆動機構(以下、CRD)といった下部プレナム構造体の初期破損に寄与したと考えられている。この金属デブリとの反応による圧力容器破損挙動を理解するため、模擬金属デブリ(SUS304-Zr合金)とCRD構造体の模擬試験体を用いた模擬試験及び、模擬金属デブリと構造材の小規模反応試験を実施した。